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七福神の七福とは「人王護国般若波羅密教」(にんのうごこくはんにゃはらみつきょう)と言うお経の中にあります「七難即滅七福即生」と言う文言に由来していると言われています。現在の七福神の形ができあがったのは室町時代の末期とされており、七神の内3神が禅宗に関している事等から当時禅宗の大本山大徳寺貫首だった一休和尚が深く関わっていたと言う説があります。
江戸時代の初めには、徳川家康の信任が厚かった天海僧正が七福神を広めて、江戸で七福神巡りなどの七福神信仰が庶民の間で盛んになりました。
七難とは、法華経普門品によると1.火難 2.水難 3.羅刹難 4.刀杖難 5.鬼難 6.枷鎖難 7.怨賊難の七難ですが、七福については特に記載が無く通説によります。大正蔵16卷温室経に七病七福の記載がありますが、これは別物と考えます。
七福神は大黒天・恵比寿天・弁財天・寿老人・福禄寿・毘沙門天・布袋和尚の七人で、恵比寿天が日本の神様・大黒天と弁財天・毘沙門天はインドから来た神様、そのほかの三人は中国の神様です。